希少がん診断のための病理医育成事業

希少がん病理診断支援検討委員会
委員長 佐々木毅

 2018年度、2019年度に引き続き、2020年度も「厚生労働省国庫補助金事業」による財政支援のもと、「希少がん病理診断力の向上、国民の希少がん医療への貢献」を目的に、日本病理学会として「希少がん診断のための病理医育成事業」を行います。具体的には「希少がん病理診断講習会」と「希少がん病理診断画像問題・解説」の2本柱で希少がん病理診断力向上を目指します。

<希少がん病理診断講習会>
本部開催4回、支部開催8回(昨年度未実施分1回を含む)の合計12回開催いたします(開催予定表参照のこと)。2020年度は、これまでの骨軟部腫瘍、脳腫瘍、小児腫瘍に加え、新たに悪性リンパ腫、頭頸部腫瘍、皮膚腫瘍の3分野も対象といたします。これまでの2年間同様、講習会参加費やテキスト代等はすべて補助金で賄われます。また、本講習会は病理専門医資格更新のための病理領域講習の単位として認定されています。開催周知とWEB参加申し込みは、順次、本サイトで行います。講習の内容は講師の先生方にお任せしていますが、基本的にはこれまでと異なる内容になりますので、多数のご参加お待ちしております。

<希少がん病理診断画像問題・解説(E-ラーニング)>
『骨軟部腫瘍』『脳腫瘍』『小児腫瘍』の各領域の希少がんを対象に、各分野の希少がん病理診断エキスパートの先生方に貴重な「希少がん病理組織デジタル画像」を提供していただき、病理診断に関する問題とその疾患に対する解説を含むE-ラーニングを作成していただきました。本サイトから受講可能です。なお1コンテンツ(10問)に回答していただき、80%以上正解の場合は1コンテンツにつき病理専門医更新のための領域講習1単位が付与されます。取得した単位は会員システム個人ページの「単位」の欄に自動的に表示され単位付与がなされます。E-ラーニングで最大15単位まで専門医更新時に申請できますので奮って受講くださいますようご案内申し上げます(2020年2月時点:のべ受講者数=約4,000名、付与単位数=1,962単位)。
なお、「疾患名入力」により、逆字引きとして画像を参照することも可能ですので日常診療にご活用ください。ページ下方の「画像問題索引」へお進みください 。

*2019年度公開コース:脳腫瘍09-16、骨軟部腫瘍15-22、小児腫瘍11-21
*希少がん病理診断画像問題・解説(e-ラーニング)にある「年齢」は作問用に新たに作成したものであり、実際の症例の年齢ではありません。
*当事業ホームページに掲載されている画像、問題、解説等の無断使用を固く禁止致します。
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【脳腫瘍ワーキンググループ】柴原純二(杏林大学)、小森隆司(都立神経病院)、廣瀬隆則(兵庫県立がんセンター)、横尾英明(群馬大学)
2018年度脳腫瘍画像問題解説提供者2019年度脳腫瘍画像問題解説提供者
【骨軟部腫瘍ワーキンググループ】吉田朗彦(国立がん研究センター)、久岡正典(産業医科大学)、小田義直(九州大学)、元井亨(がん・感染症センター都立駒込病院)
2018年度骨軟部腫瘍画像問題提供者2019年度骨軟部腫瘍画像問題提供者
【小児腫瘍ワーキンググループ】田中祐吉(神奈川県立こども医療センター)、中澤温子(埼玉県立小児医療センター)、北條洋(福島県立医科大学会津医療センター)、井上健(大阪市立総合医療センター)
2018年度小児腫瘍画像問題提供者2019年度小児腫瘍画像問題提供者
【希少がん病理診断支援システムワーキンググループ】藤井丈士(虎の門病院分院:希少がん病理診断支援システム担当・統括)、中黒匡人(名古屋大学:希少がん病理診断支援システム-病理学会会員システム連携担当)、宇於崎宏(帝京大学:病理情報ネットワークセンター担当)、鬼島宏(弘前大学:病理診断生涯教育担当)

(いずれも敬称略)