• 希少がん病理診断支援検討委員会
    委員長 佐々木毅

    希少がん診断のための病理医育成事業とは

    希少がん患者が安心して適切な医療を受けられるよう「希少がん医療・支援のあり方に関する検討会」が組織され、国の政策が検討されました。その議論において、希少がん医療では、特に「正しく迅速な病理診断」が必須とされ、「厚生労働省国庫補助金事業」による財政支援のもと、「希少がん病理診断力の向上、国民の希少がん医療への貢献」を目的に、「希少がん診断のための病理医育成事業」が立ち上げられました。 本事業は日本病理学会の事業として2018年度より実施してまいりましたが、これまでの実績が評価され、2025年度も国庫補助金での支援延長が決定いたしました。今年度も「希少がん病理診断講習会」「希少がんE-ラーニング」および若手病理医の希少がん病理診断医へのリクルート、育成を目的とした「エキスパート育成講習会」の3本柱で希少がん病理診断力を向上させ、国民医療に貢献するための病理医育成事業を行います。

    <希少がん病理診断講習会:新分野・希少サブタイプ【専門医更新・領域講習単位】>

    2026年度は、骨軟部、脳腫瘍、小児、頭頸部腫瘍、皮膚腫瘍、リンパ腫、希少サブタイプ(乳腺・婦人科・呼吸器・泌尿器)に加えて従来の消化器領域を消化管領域・肝胆膵領域に再編成し、計12領域を対象といたします。これまでの8年間同様、講習会参加費やテキスト代等はすべて補助金で賄われます。また、本講習会は病理専門医資格更新のための病理領域講習の単位として認定されています。開催周知とWEB参加申し込みは、順次、本サイトで行います。講習の内容は講師の先生方にお任せしていますが、基本的にはこれまでと異なる内容になりますので、多数のご参加お待ちしております。

    <希少がん病理診断画像問題・解説(E-ラーニング)【専門医更新・領域講習単位】>
    『骨軟部腫瘍』『脳腫瘍』小児腫瘍』『リンパ腫』『頭頸部腫瘍』『皮膚腫瘍』『希少サブタイプ(乳腺・婦人科・呼吸器・泌尿器・消化管・肝胆膵)』の各領域の希少がんを対象に、各分野の希少がん病理診断エキスパートの先生方に貴重な「希少がん病理組織デジタル画像(WSI)」を提供していただき、病理診断に関する問題とその疾患に対する解説を含むE-ラーニングを作成していただきます。『骨軟部腫瘍』『脳腫瘍』『小児腫瘍』『リンパ腫』『頭頸部腫瘍』『皮膚腫瘍』『希少サブタイプ』からお進みください。なお1コンテンツ(10問)に回答していただき、80%以上正解の場合は1コンテンツにつき病理専門医更新のための領域講習1単位が付与されます。取得した単位は会員システム個人ページの「単位」の欄に自動的に表示され単位付与がなされます。E-ラーニングで最大15単位まで専門医更新時に申請できますので奮って受講くださいますようご案内申し上げます(2026年3月時点:のべ受講者数=計34,085名、付与単位数=12,444単位)。 なお「疾患名入力」により、逆字引きとして画像を参照することも可能ですので日常診療にご活用ください。 「疾患名検索(画像問題索引)」からお進みください。


    【E-ラーニング公開のお知らせ】 2026.3.23更新
    新たなコースを公開いたしましたのでお知らせいたします。

    【2025年度作成コース】
     骨軟部腫瘍 035~036
     小児腫瘍  033~034
     皮膚腫瘍  032~033
     頭頸部腫瘍 032~033
     リンパ腫  035~036
     希少サブタイプ・婦人科 008~010
     希少サブタイプ・乳腺  008~010
     希少サブタイプ・消化器 002
     希少サブタイプ・呼吸器 002
     希少サブタイプ・泌尿器 001


    問題提供者の先生方には厚く御礼申し上げます。


    *希少がん病理診断画像問題・解説(E-ラーニング)にある「年齢」は作問用に新たに作成したものであり、実際の症例の年齢ではありません。
    *当事業ホームページに掲載されている画像、問題、解説等の無断使用を固く禁止致します。
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    【希少がん病理診断支援検討委員会】
    佐々木毅(委員長:慶應義塾病理診断クリニック)、𠮷田朗彦(副委員長:国立がん研究センター中央病院)、相島慎一(九州大学)、泉美貴(昭和医科大学)、井上健(大阪市立総合医療センター)、宇於崎宏(帝京大学)、牛久哲男(東京大学)、内田克典(関西医科大学)、坂谷貴司(慈恵会医科大学)、柴原純二(杏林大学)、長尾俊孝(東京医科大学)、中黒匡人(名古屋大学)、藤井丈士(慶應義塾病理診断クリニック)、久岡正典(産業医科大学)、柳井広之(岡山大学)、百瀬修二(埼玉医科大学)、森井英一(大阪大学)、吉澤明彦(奈良県立医科大学)、小田義直(オブザーバー)
    【骨軟部腫瘍ワーキンググループ】
    久岡正典、𠮷田朗彦、元井亨(都立駒込病院)
    【脳腫瘍ワーキンググループ】
    柴原純二、横尾英明(群馬大学)、増井憲太(長崎大)、古田拓也(久留米大)
    【小児腫瘍ワーキンググループ】
    井上健、大喜多肇(国立がん研究センター中央病院)、岩淵英人(静岡県立こども病院)
    【皮膚腫瘍ワーキンググループ】
    泉美貴藤本正数(京都大学)、平木翼(静岡県立静岡がんセンター)
    【頭頸部腫瘍ワーキンググループ】
    長尾俊孝、湊宏(石川県立中央病院)、中黒匡人、長塚仁(岡山大学)、廣川満良(隈病院)
    【リンパ腫ワーキンググループ】
    百瀬修二、三好寛明(久留米大学)、佐藤啓(名古屋大学)
    【希少サブタイプ・乳腺ワーキンググループ】
    坂谷貴司、堀井理絵(聖マリアンナ医科大学)、吉田正行(国立がん研究センター中央病院)
    【希少サブタイプ・婦人科ワーキンググループ】
    柳井広之、三上芳喜(熊本大学)、佐藤勇一郎(宮崎大学)
    【希少サブタイプ・呼吸器ワーキンググループ】
    吉澤明彦、谷田部恭(国立がん研究センター中央病院)、田口健一(九州がんセンター)
    【希少サブタイプ・泌尿器ワーキンググループ】
    内田克典、大橋瑠子(新潟大学)、大江知里(兵庫医科大学)、宮居弘輔(防衛医科大学校)
    【希少サブタイプ・消化管ワーキンググループ】
    牛久哲男、関根茂樹(慶應義塾大学)、河内洋(がん研究会がん研究所)
    【希少サブタイプ・肝胆膵ワーキンググループ】
    石田和之、相島慎一(九州大学)、田中麻理子(東京大学)

    【希少がん病理診断支援システムワーキンググループ】
    藤井丈士(希少がん病理診断支援システム担当・統括)、中黒匡人(希少がん病理診断支援システム-病理学会会員システム連携担当)、宇於崎宏(病理情報ネットワークセンター担当)、相島慎一(病理診断生涯教育担当)

    (いずれも敬称略)


    【希少がん事業事務局 連絡先】
    jsp.rare@pathology.or.jp


    >>E-ラーニング問題提供者一覧